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カーリース大手クルンタイ・カーレント&リース

2006年11月9日(木) 14時41分(タイ時間)
Mr. Pithep Chantarasereekul
Managing Director of
Kurungthai Car Rent & Lease Public Co.,Ltd


——業務内容について

 主に法人向けのカーリースを行っています。リース契約が3年以内のオペレーティングリースと、1日から週・月単位で利用できるレンタルがあります。現在の保有車両は4000台、そのうち8割が日本車で、2割が欧米メーカーのものです。乗用車、ピックアップ、バン、そしてスポーツタイプなど、顧客のニーズに合うよう取り揃えています。必要に応じて運転手も派遣します。
 顧客はフィリップモリス(タイランド)やロレアル(タイ)、大型スーパーのビッグCなど民間企業が8割を占め、あとの2割は通信大手TOTなど政府系企業です。

 企業にとって社用車をリースで賄うメリットは多々ありますが、最大の魅力は経費を抑えられることです。97年の経済危機で、多くの企業が社用車をリースに切り替えました。メンテナンスや保険はこちらで請け負うので、顧客は面倒な手続きに時間をとられることもありません。リース中の事故や故障などの緊急事態には24時間いつでも対応できるよう備えており、バンコク都内と近郊なら現場まで車両を引き取りに出向きます。修理センターに預けることになれば、こちらで代車を用意します。スペア用に保有している200台の中から、同じタイプの車かそれに近いものを提供し、不便を最小限に抑えられるよう務めています。

 今後は日系企業の顧客拡大を目指し、サービスの見直しや需要の高い車種の購入を進める方針です。今年は10億バーツを投じて新車1200台を、来年には12億〜13億バーツで1400〜1500台を購入する予定です。1台当たりの使用年数は3年を限度としており、それを超えた車は売却します。今年は600台が売却対象となります。昨年は7億バーツを投じて900台の新車を購入し、期限を迎えた450台を売却しました。

——業績は

 今年上半期の売上高は4億5900万バーツ、純利益は前年同期の8900万バーツをやや下回る8600万バーツにとどまりました。経済低迷と原油価格の上昇が響いています。通年の売上高は前年比2割増の7億2800万バーツを見込んでいます。創業から約15年、97年の経済危機時にも業績を伸ばした経験を活かし、不況に強いリース業の本領を発揮したいと思っています。

——競合他社について

  新規参入する企業は後を絶たず、国内のカーリース市場は常に激しい競争にさらされています。昨年の国内市場規模は70億〜80億バーツで、弊社は9〜10%のシェアを獲得しました。弊社の特長は料金の安さではなく、信頼と満足の得られるサービスにあると自負しています。

——ありがとうございました。


電話: 0-2291-8888
HP: www.krungthai.co.th



〈ピテープ・ジャンタラセーリークン氏〉
72年生まれ。クルンタイ・カーレント&リース・グループの創業者、パイトゥーン・ジャンタラセーリークン氏の長男。タイのアサンプション大学経営学部卒業後、米シアトル大学で金融学の修士号を取得。94年からクルンタイ・カーレント・グループ企業に勤務し、2004年から現職。
《newsclip》