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#11 チャオプラヤ河(その4:バンサイの淡水魚水族館)

2006年11月12日(日) 09時38分(タイ時間)
アユタヤに向けて車を走らせると、どの道路にも、王室の名のもとに建設されたロイヤル・タイ・クラフトセンターへの標識看板がたくさん出ています。

これは、アユタヤの西に位置するバンサイという町にある、タイの伝統工芸の保護と育成の為の施設です。
製品を実演販売していますので、何処の国にも良く見掛ける一つの観光施設にもなっています。

その中にある、王立淡水魚水族館は、貴方が釣り人なら、一度は訪ねてみる価値があります。

此処には、その名称のとおり淡水魚だけしか居ませんが、タイの河が如何に豊かであるかを知ることが出来ます。
最新の大水槽に入った淡水魚の種類の多さと、またその魚の大きさに驚かされます。


アマゾンと同じく熱帯性気候では、動植物は簡単に大きく成長するのでしょうが、家の前の川に、こんなに魚が居たら、確かに飢える事はありません。
道の横にたわわに実るバナナをもいでいる風景を見る時と同じく、タイの国の根源的な豊かさを実感できます。


普通の水族館でしたら、鯨の骨格か、或いはシーラカンスの標本があるところに、ここでは、大きさが1m50近くあるジャイアントカープが置かれています。
今では、タイの各地も開発が進み、この魚もこの大きさで見る事は、殆どなくなったと言われます。大きく成長するまで、人目に触れずに自然の中に留まる事は、もはや出来ない世の中になったのでしょう。



この魚はプラーチョンという雷魚の一種ですが、タイで食用に供される淡水魚の中で最もポピュラーな魚のひとつです。グロテスクな外観ですが、淡白な白身で、この魚の形をした調理器具もあるほどです。地方に行くと、この魚専門のレストランもあります。しかし、最近では自然に捕獲される量が少なくなり、レストランでも養魚池から運ばれる魚を使っていると言います。
《newsclip》