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タイ航空のニアミス事故、主張食い違う

2006年11月17日(金) 22時28分(タイ時間)
【タイ】16日午前11時20分(韓国時間)ごろ、ソウル発バンコク行きのタイ国際航空659便が、済州島上空で台北発済州行きの台湾・遠東航空306便とニアミスを起こした事故で、当時の状況をめぐる両者の主張が食い違うなど、原因究明が難航の兆しを見せている。

 今回の事故では、遠東航空機の衝突防止システムが作動し、高度3万4000フィートから同3万フィートに緊急降下したとされる。同機の乗客77人のうち、重傷2人を含む25人が負傷し、済州島の病院に収容された。韓国の航空管制当局も、両機が済州島上空で同一高度を飛行していたことを確認している。

 事故当時の状況について、遠東航空は「衝突防止システムの警報音が鳴ったため、機長は規定に従い緊急降下した」と話している。

 これに対し、タイ航空機の機長は「遠東航空機が乗客の急病を理由に管制当局から降下の指示を受けていたのを聴いた」としており、遠東航空機の降下がニアミスの原因と主張している。

 事故原因の特定は、今後フライトレコーダーなどの分析が待たれる。
《newsclip》