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【APEC会合】日越首脳会談、経済関係強化で協議

2006年11月20日(月) 11時39分(タイ時間)
【ベトナム】安倍晋三首相は19日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のためベトナムを訪問したのに合わせ、同国のグエン・タン・ズン首相と会談した。両首脳の会談は今年10月のズン首相訪日以来。

 ズン首相が席上、これまでの日本の経済支援に感謝を表明し、WTO加盟を機に投資環境改善に努めていく意向を示した。 その上で、南北高速道路、南北高速鉄道、ホアラック・ハイテクパークについて日本側の協力を求めた。これに対し、安倍首相は3案件に関する調査団を派遣すると表明した。

 さらに両首脳は10月の日越首脳会談でベトナム側から提案があった日越協力委員会について、両国の外相を共同議長として運営することで合意した。

 北朝鮮問題をめぐっては、ズン首相が「10月の訪日の際、北朝鮮問題についての共通認識ができた」と指摘。これに対し、安倍首相は「北朝鮮が核の放棄に向けて着実に約束を実施することが重要。拉致の早期解決のためベトナムの理解と支持を得たい」と述べた。

 首脳会談後には、両首脳に御手洗冨士夫副会長(キヤノン社長)ら日本の経済ミッションも参加した会合も行われた。

 安倍首相は「130名を超える大規模な経済ミッションの同行は、日越経済関係強化のための新たな試みであり、経済界のベトナムに対する高い関心を表している」と指摘した。

 その上で、日本政府として、IT人材の育成、エネルギー協力、原子力協力、インフラ整備などの分野で官民協力を進めるとともに、ベトナムの経済発展と貧困削減支援の一環として、ホーチミン都市交通プロジェクトなどに技術支援を検討していくことを表明した。
《newsclip》