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マラユ語を深南部実用語に

2006年11月22日(水) 14時00分(タイ時間)
【タイ】政府は21日の閣議で、深南部のイスラム教徒住民の母語であるマラユ語を同地域の実用語とすることを決めた。マラユ語話者の官吏を増やし、地元住民との意思疎通の円滑化を図る。

 深南部ではタイ語がわかない地元住民も多い。一方、中央から赴任するタイ人官憲はマラユ語が話せず、相互理解が欠如している。

〈深南部〉
ナラティワート、ヤラー、パタニーの深南部3県には、もともとイスラム教のパタニー王国があったが、約100年前にタイに併合された。現在も住民の大半はマレー語方言を使用するイスラム教徒で、マレーシアとの二重国籍者も多い。タイからの分離運動は80年代半ばから影をひそめていたが、2001年のタクシン政権発足後、爆弾テロ、警察派出所襲撃などが相次ぎ、過去5年のテロ関連の死者は3県合わせ2000人を超える。
《newsclip》