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不良債権35%、タイSME銀が乱脈融資

2006年11月30日(木) 10時16分(タイ時間)
【タイ】中小企業支援を目的とする国営金融機関、タイ中小企業開発銀行(SME銀行)が乱脈融資を行っていた事実が発覚した。ニュースクリップが同行に確認したところ、監査が行われた融資90件のうち27件で不正が見つかり、不良債権は貸出残高460億バーツの35%、160億バーツに上る。不良債権比率は50%まで上昇する可能性があるという。

 11月7日付で同行会長に就任したジャクラモン工業次官は、政治家絡みの融資が焦げ付いた可能性を示唆。経営状態が改善しない場合は閉鎖も辞さない考えを明らかにした。

 SME銀はタクシン政権時代の02年末に設立された。行員数が04年の900人から現在2000人に、05年末に80店だった支店数が同98店に増えるなど、急速に業容を拡大している。

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《newsclip》