RSS

ASEAN会議、「多数決」導入が焦点

2006年12月5日(火) 21時51分(タイ時間)
【東南アジア】東南アジア諸国連合(ASEAN)は6日からフィリピンのセブ島で一連の会議を開き、将来の共同体移行を見据えた「憲法」となる「ASEAN憲章」の指針やミャンマー問題などについて協議する。11日には首脳会議、13日には日中韓、インド、オーストラリア、ニュージーランドを加えた東アジアサミット(EAS)が開かれる。

 一連の報道によると、ASEANはこれまで堅持してきた「内政不干渉」「全会一致」の原則を大胆に修正し、「多数決」や「制裁」を盛り込む方向でASEAN憲章の指針案をまとめている。内政不干渉などの原則をめぐっては、民主化が進まないミャンマー問題の解決の足かせになっているとの批判があった。

 しかし、指針案をめぐっては加盟国内にも反対論があるとされ、今回の会議でどこまで意見集約ができるか予断を許さない。内政不干渉原則が見直されれば、ミャンマー問題が将来的に俎上(そじょう)に上るのは必至で、同国は孤立を深める可能性がある。

 ミャンマー軍政は、タン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長が早々と首脳会議欠席を表明。ソー・ウィン首相が代理出席することを明らかにした。表向きの理由は「国内の緊急課題」だが、今回主要議題となる憲章指針案に不快感を示したとの見方もある。
《newsclip》