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タイ深南部の「難民」、マレーシアから帰国

2006年12月16日(土) 14時20分(タイ時間)
【タイ】国営タイ通信(TNA)によると、タイ軍兵士による嫌がらせを理由に14日にマレーシアに「避難」したタイ深南部のイスラム教徒住民20人が16日までにタイに戻った。平和的解決を目指すタイのスラユット政権に配慮し、マレーシア側が説得したもようだ。

 深南部情勢に改善は見られず、15日にも16歳の少年を含む4人が銃撃などで殺害された。

〈タイ深南部〉
もともとイスラム教のパタニー王国があったが、約100年前にタイに併合された。現在も住民の大半はマレー語方言を使用するイスラム教徒で、マレーシアとの二重国籍者も多い。タイからの独立運動は80年代半ばから影をひそめていたが、01年のタクシン政権発足後、爆弾テロ、警察派出所襲撃などが相次ぎ、過去6年のテロ関連の死者は2000人を超える。
《newsclip》