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タイ株、下げ幅12%に 資本規制で外資流出

2006年12月18日(月) 22時29分(タイ時間)
【タイ】19日のタイ証券市場はタイ中央銀行が同日から導入した資本規制策を受け暴落し、午前中に下げ幅が10%を超えた。タイ証券取引所(SET)は午前11時29分から30分間取引を停止したが、再開後も下げ止まらず、12時30分時点で下げ幅は11.8%。バーツ相場は18日の1ドル=35.1バーツから35.7?35.8バーツまで下落している。

 中銀の資本規制策は、貿易、直接投資など実需以外のバーツ買い、外貨売りの取引について、取引額の70%のみ両替を認め、30%を金融機関が準備金として保管するというもの。1年以内に資金を引き揚げる場合は、準備金の3分の1が没収される。

 為替投機によるバーツ高を阻止するため導入されたが、これを嫌った外資が一斉にタイ株を処分、バーツ売りに走った。SETの下げ幅は9月19日のクーデター後2日で約3%で、今回は97年の経済危機以来の深刻な事態だ。
《newsclip》