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首脳会議閉幕、ASEAN憲章の指針採択

2007年1月13日(土) 23時32分(タイ時間)
【東南アジア】東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議は13日、フィリピン中部のセブで、将来の域内共同体移行に向けた「憲法」となる「ASEAN憲章」の指針などを採択して閉幕した。

 首脳会議では、「内政不干渉」「全会一致」の原則見直すよう提言した有識者会議の憲章指針案を土台に審議。指針は緊密な協力が必要な分野で不干渉政策を修正する必要性がありうることに言及したほか、全会一致原則は安全保障分野や重要な外交政策などでは必要だが、その他の採決に多数決方式を採用できるとの文言を盛り込んだ。

 ASEANは高級作業グループが今年11月にシンガポールで開かれる次回首脳会議までに憲章草案を作成する。
 首脳会議ではまた、世界貿易機関(WTO)の枠組みによる貿易自由化について、難航する新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)を打開するため、主要国が柔軟性を持つべきとした特別声明も発表した。

 このほか、テロ対策の協力強化に向け、犯罪人引き渡し条約がなくても、加盟国間でテロ犯を引き渡すことなどを定めた対テロ協定を採択した。
《newsclip》