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〈インタビュー〉不動産会社ソムハンサー、ソムブーン社長

2007年1月21日(日) 13時22分(タイ時間)
 1951年生まれ、バンコク出身。米ワシントン大学工学部卒業。「ユニークでラグジュアリーな住空間と最高のサービス」をモットーとする不動産会社ソムハンサー、宝飾品輸出会社ロイティーなどの社長を兼任。日本人のチエコ夫人との間に4人の子供がいる。長男はロイティー代表取締役、長女はソムハンサーのプロジェクト「ハンサー・ラチャダムリ」を担当、次男と三男はそれぞれ米国在住。


 幼い頃から親元を離れて米国で生活していた私は、大学を卒業した後も帰国せずシアトルでエンジニアとして就職した。私には異母兄弟が10人いるが、写真ビジネスを手掛けていた父は経済的に余裕があったため、私を含む子供たちのほとんどを外国に留学させた。

 25年前、輸出用宝飾品OEM(相手先商標製品製造)のロイティー社を設立した。バンコク郊外のバンナー・トラート通りに工場を設立し、現在は従業員数500人以上、年間売り上げは10億バーツ。私は米国で結婚し、生活の拠点をシアトルに置いていたため、ロイティー設立後もタイと米国を往復する生活を続けていた。拠点をタイに移さなかったのは、子供達にアメリカの教育を受けさせたかったからだ。

 不動産業のソムハンサー設立を機に、拠点をタイに移すため家族と共に帰国した。現在は自社で管理している、バンコク都内ソイ・サラシンのカンボジア大使館裏にあるパークビュー・マンションに居を構えている。入居者の皆さんは私が経営者とは知らない。同じ住人という立場でいれば、住人の住居への不満や要望が自然に伝わってくるうえ、スタッフのサービスを常にチェックし、起こり得るトラブルを未然に防ぐことができる。

 パークビュー以外でこれまでに手掛けたのは、都内スクムビット通りソイ1にあるゴールデンパレス・ホテルとクリサダー・マンション、バンナー・トラート通りのティパタニー・コート。サムイ島に建設中のハンサー・サムイ・リゾート&スパは小規模のリゾートホテル(70室)で、06年末にオープンした。

 現在、都内ラチャダムリに30億バーツを投じて新しいプロジェクト「ハンサー・ラチャダムリ」を建設中だ。17階建て56室の5つ星ブティックホテルと43階192室からなるコンドニミアムで構成され、都心とは思えない緑豊かなプライベート空間として誕生する。ホテルの名称と経営委託先は未定。コンドミニアムはユニット当たり70?350平方メートルで、販売価格は1平方メートル当たり9万5000バーツから。1ユニットにつき1台分の駐車スペースが確保されている。50メートルプール、スポーツジム、図書館、バンケットルームなど、入居者に限りホテルの施設を利用することもできる。

 ハンサー・ラチャダムリは近隣に高級ショッピングモールや4つ星、5つ星ホテルが立ち並び、高架電車BTSラチャダムリ駅から近いという魅力的な立地だ。土地はチャワラー財閥が借りている王室所有地で、完工から30年契約で借りている。弊社のコンドミニアムは他社の物件に比べ高額といわれるが、それは資材・内装から始まりルームメードサービス、24時間防犯システムなど全てにおいて最高のものを目指しているからだ。

 米国滞在中はマイクロソフトのビル・ゲイツ会長やプロゴルファーのタイガー・ウッズ選手など有名人や富裕層が名を連ねる会員制クラブの会員だった。不動産業における高級市場の需要は当時の交友関係から学んだ。その成果か、ラチャダムリは06年12月17日の公式発表以前から投資家たちの注目を集め、既に40%が売約済み。うち75%が外国人投資家だ。社名のソムハンサーは、私自身の名前「ソムブーン」の一部と「幸福」を意味する「ハンサー」を組み合わせている。

URL: www.hansar.co.th
Hansar Rajdamri (コンドミニアム248ユニット)
157/2, 157/4 and 159/1 Soi Mahadlekluang 2, Rajadamri Rd., Lumpini, Pathumwan, BKK 10330
《newsclip》