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反タクシン街頭デモのソンティ氏、国営テレビでトークショー

2007年2月19日(月) 07時03分(タイ時間)
【タイ】タクシン前首相の退陣を求める街頭デモを主導したソンティ・リムトーンクン氏(60)がホストを務めるトークショーが国営テレビ局チャンネル11で始まった。ソンティ氏が政治の内幕、裏話などを披露する内容で、週日の午後8時半から9時半というプライムタイムでの放送。「偏向した政府広報番組」という批判もあるが、スラユット首相は16日、「番組を見たが、何も問題になるようなことはなかった」と、番組継続を支持した。

 ソンティ氏は大手タイ字経済紙プージャッカーン発行元マネジャー・メディア・グループ(MGR)の創業者。新聞から携帯電話、通信衛星と、タクシン氏とよく似た事業展開を図ったが、97年の経済危機で経営破たんした。01年の総選挙前にはグループを挙げて旧知のタクシン氏を支持し、タクシン政権発足後、MGRに対する多額の債権を国営銀行が放棄するなど、便宜を受けた。しかし05年後半から国営テレビ局のトークショーで激しいタクシン氏批判を始め、番組が打ち切られると、ルムピニ公園や王宮前広場で野外トークショーとして継続、最終的には数万人単位の街頭デモを動員し、政権を大きく揺さぶった。
《newsclip》