RSS

タイ深南部テロ、3年で死者2000人超

2007年3月7日(水) 12時43分(タイ時間)
【タイ】タイの市民団体、南部情勢監視情報センターによると、ナラティワート、パタニー、ヤラー、ソンクラーの深南部4県で2004年1月から07年2月末に発生したテロ関連の死者は計2088人、負傷者は3290人だった。死者はイスラム教徒1061人、仏教徒918人。

 死傷者数は05年以降、月100?170人でほぼ横ばいだったが、昨年11月から急激に増え、11月は252人、今年2月は243人に達した。クーデターで昨年10月に発足した新政権は、深南部で強硬策を貫いた前政権を批判、事態の平和的解決を主張しているが、政策転換の効果は数字を見る限り挙がっていないようだ。

 イスラム教徒が多数派の深南部では、タイからの独立を掲げるイスラム過激派のテロが01年から活発化し、連日、銃撃・爆破事件が起きている。治安当局側がテロ容疑者多数を暗殺した疑いも強く、米国務省の06年版人権報告でも指摘された。
《newsclip》