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穴居生活20年、タイ東北の男性

2007年3月12日(月) 14時18分(タイ時間)
【タイ】タイ字紙タイラットによると、東北部シーサケート県の村で地中の穴の中で20年以上暮らしている男性がいることが明らかになり、同県のピーラサック副知事が9日、現場を視察した。

 穴居生活を続けているのは、ソーン・ジャイジェーンさん(70)。住居の穴は、入り口50センチ四方、深さ2.5メートル、2メートル四方ほどで、兄のパーイさんらが住む家の隣の小屋の地下にある。副知事らが上からのぞきこむ、パンツ1枚のソーンさんが横たわっているのがみえたが、呼びかけには応じなかった。

 パーイさんによると、ソーンさんは以前は普通だったが、南部のゴム園に出稼ぎに行って帰ってきてから、家の外にでなくなり、ついには穴で暮らし始めた。食事のため夜間に出てくるだけで、パーイさんら数人としか口をきかないという。

 視察を終えたピーラサック副知事は、「(プミポン・タイ国王の提唱する)足るを知る経済を実践しているようにもみえる」とコメント。個人的な事柄だからソーンさんの邪魔をしないようにと村役場などに指示した。
《newsclip》