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タクシン前首相がホームページ、同情狙いに戦略転換?

2007年3月12日(月) 21時25分(タイ時間)
【タイ】昨年9月の軍事クーデターで失脚したタイのタクシン前首相がホームページ、www.hi-thaksin.netを立ち上げた。タイの国内テレビ局が軍部の指示で同氏関連の報道を止めたことから、インターネットを使い、国民に直接話しかける作戦に切り替えたもよう。12日午後9時現在、サイトへの接続は遮断されていない。

 タクシン氏はサイト内のビデオクリップで、「(留学中の)娘と一緒にロンドンにいる。仕事もないし、あちこち転々としたりで、少しさびしい」「色々勉強して、帰国したら教職に就きたい」などと、首相時代とは打って変わった力のない声で、弱気の発言に終始。政府に対しては、「今の私は普通の一国民だから、心配する必要はない」「早く民主主義に復帰して欲しい」と、これまでの主張を繰り返した。クリップの最後には、悲しげなフォークソングとともに、タクシン氏の首相時代の様々なシーンが流れた。

 サイトのトップページは、プミポン・タイ国王に身を縮めて拝礼するタクシン氏の写真を掲載し、国王に対する謝罪、従順といったことを連想させるデザインになっている。
《newsclip》