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強制実施権に対抗、タイで新薬販売停止=米製薬大手アボット

2007年3月15日(木) 11時33分(タイ時間)
【タイ】米製薬大手アボット・ラボラトリーズは14日、タイで新薬を登録しない方針を明らかにした。タイ政府が同社のエイズ治療薬「カレトラ」を同社の許諾を得ずに生産・輸入することを決めたことに対する対抗措置。

 バンコク・ウィタユ通りのアボット・タイ支社前には同日、市民団体メンバー数十人が集まり、同社の方針に抗議。アボット製品のボイコットを呼びかけた。

 タイ保健省は昨年11月に米メルクのエイズ治療薬「エファビレンツ」、今年1月に「カレトラ」と米ブリストル・マイヤーズ・スクイブの抗血栓薬「プラビックス」について、国が公益上の必要性などから特許権の実施を第3者に付与する強制実施権を発動した。5年間の期間中、売り上げの0.5%を3社に支払うが、大幅減収となる3社は強い不満を示していた。
《newsclip》