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パラドン・クンクリアン医師

2007年3月16日(金) 00時04分(タイ時間)
整形外科学会・家庭医療学会会員
整形外科、整形外科ディレクター
Paradorn Kulkliang M.D.
Board of Orthopedic Surgery and Board of Family Medicine
SBU Director of Orthopedic, Samitivej Sriracha Hospital

 1967年生まれ。整形外科医。バンコク都内シーナカリンウィロート大学医学部卒業後、東北部ウドンタニ病院を経て、現在は東部チョンブリ県サミティヴェート・シーラチャー病院に勤務。

——整形外科について

 背中や腰の痛み、筋肉痛、関節炎、手足のしびれ・マヒなどの症状を抱える患者の診察を受け持ちます。これらの症状は事故などの後遺症や老化のほか先天性のものも含まれているので、患者の年齢層は新生児から高齢者まで幅広くなります。

——先生のご担当は

 主に脊椎分離症、脊椎圧迫骨折などを含む椎間板ヘルニアや関節炎です。症状は主に首や腰、手足の指関節に起こります。

 治療後の回復度は症状の進行具合に左右されることがあるので、症状が現れてからいつまでも放置しておくのは良いことではありません。初期段階の治療にはストレッチ、薬物療法、鍼灸などの対症療法を用います。切開手術はあくまで最終的な手段として用います。

 また、事故に遭った患者は身体に障害が残ることもありますが、私達は患者が少しでも通常の生活に近い状態に戻れるよう最善を尽くします。

——関節の異常を自分で見極める方法は

 日常的な動作のなかで痛みや不便を感じるようになったら、医師の診察を受ける必要があります。例えば、かがんで靴紐を結べなくなった、段差で足が上がらない、腕が伸ばせない、などです。そのほか、関節の痛み、腫れ、赤み、熱っぽいなどの症状が挙げられます。手足の感覚がマヒし力が入らないなどの症状があれば、変形した脊椎が神経を圧迫する頸椎椎間板ヘルニアや神経炎の可能性があります。

 激しい痛みを伴う場合は切開手術を行います。当院では最新の設備とベテランの医師を揃えているので、患者は手術のためにわざわざバンコクまで出向く必要はありません。バンコクの病院ほど治療費も高額ではありません。

——事故に遭った際の応急処置について

 手足・指などを切断した場合は、切断面を清潔な布で覆います。切断された部位は清潔な状態で冷やしておきますが、水に濡らさないように注意します。そして、遅くとも6時間以内に医師の治療を受けてください。

——家庭医療について

 家庭医療学は国立のウドンタニ病院に勤務していた頃に修めました。医学部で特定の専門分野を学ぶ学生が多く、全ての部位を診察できる医師が育たない現状を危惧した政府が開いたもので、開設4年目という新しい科でした。家庭医療学を修めた医師は一人で全ての症状に対応できるため、30バーツ医療における医師不足の問題解決にもつながります。

——サミティヴェート・シーラチャー病院整形外科について

 常勤医は3人、非常勤医は6人で、診察時間は毎日朝8時から夜8時までです。治療中に起こるどんな状況にも対応できるよう、他の科と連携したチーム医療を行っています。対症療法の鍼灸に関して、担当する医師は中国の北京大学で鍼灸術を修めました。切開手術では、脊椎の矯正手術のほか人工関節(腰、股、指)形成術を行っています。

——日本人患者について

 患者の多くは働き盛りの層で、椎間板ヘルニア、筋肉炎、腰痛、頸(けい)痛などで来院します。老化による関節の変形による痛みを訴える高齢者もよくいらっしゃいます。付近に住む日本人には当院の評判が口コミで広がっているようで、治療を受けた患者の友人知人も多く来院します。個々の患者に最善を尽くし、患者自身が満足を得られる治療を心がけています。

——ありがとうございました

8 Soi Larmket, Jermjompol Road, Sriracha, Chonburi 20110
Tel: 0-3832-0300
Fax: 0-3832-4123
《newsclip》