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前政権閣僚を告発、官製住宅絡みの収賄疑惑

2007年3月20日(火) 00時30分(タイ時間)
【タイ】前政権の汚職を調査する資産調査委員会は19日、低所得者向けの官製住宅「バーンウアアートン」の建設をめぐり総額8250万バーツの賄賂を受け取ったとして、当時商務相だったワタナー・ムアンスク氏(50、写真)ら11人を検察に告発すると発表した。同委は来週にも、バーンウアアートンをめぐる別の汚職容疑を告発する予定。

 ワタナー氏は弁護士を経て政界入りし、タクシン政権で工業相、商務相、社会開発・福祉相などを務めた。内縁の妻は巨大財閥、CPグループのオーナー一族出身。閣僚在任中は、タイの鳥インフルエンザで日本がタイ産鶏肉加工品の輸入を一時停止したことに対し、「輸入を認めないなら、トヨタの車に輸入前のくん蒸消毒を義務付けるかもしれない」と発言したり、欧州連合(EU)とタイ産エビの関税でもめた際に、タイ国際航空が購入を予定していたエアバス機とタイ産エビの交換取引を提案するなどし、物議を醸した。
《newsclip》