RSS

タイの低所得者向け官製住宅、汚職疑惑で規模縮小

2007年3月28日(水) 13時24分(タイ時間)
【タイ】テレビ報道によると、タイ住宅公社(NHA)は28日、中低所得者向けの官製住宅プロジェクト「バーンウアアートン」について、建設業者の新規入札を中止し、プロジェクト名を変更すると発表した。同事業に絡む汚職疑惑が複数浮上したため。

 建設中の280件、33万戸については、建設業者との契約破棄、事業規模の縮小を検討する。

 「バーンウアアートン」は低所得者でも購入可能な廉価住宅を政府が開発・供給する計画で、03年に始動。これまでに約6万戸が完工したが、予約者が購入資金を工面できないなどの問題が浮上している。

 3月19日には、タクシン政権の汚職を調査する資産調査委員会が、前政権で商務相、工業相などを務めたワタナー・ムアンスク氏をバーンウアアートンをめぐる8250万バーツの収賄容疑で告発。調査委は同プロジェクトで別の汚職疑惑がみつかったことも明らかにしている。
《newsclip》