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加スコシアバンク、タイのタナチャート銀行に25%出資

2007年3月29日(木) 19時25分(タイ時間)
【タイ】カナダの銀行大手スコシアバンクは29日、タイの小規模商業銀行、タナチャート銀行の株式24.99%を71億バーツ(約260億円)で取得すると発表した。6月までに出資を終え、タナチャート銀に取締役3人(取締会は10人)を送り、経営に参画する。タイ当局の承認が得られれば、将来的に出資比率を49%まで引き上げる計画だ。スコシアバンクのタイ支店はタナチャート銀が吸収する。

 タナチャート銀はタイの金融持ち株会社タナチャート・キャピタルの99.4%出資子会社で、02年に金融会社から銀行に昇格した。06年末の資産総額は2600億バーツ(約8600億円)で、タイの商業銀行18行中8位。支店数142、従業員6000人。タイの新車ローン市場でシェア24%を占める。

 タイの中小商業銀行は、生き残りをかけ外資との提携に動いている。昨年12月には、中堅のアユタヤ銀行(BAY、06年末の資産総額6700億バーツ)が米ゼネラル・エレクトリック(GE)の金融部門、GEキャピタル(GEC)から25%の出資を受けた。国営のバンクタイ(BT、06年末の資産総額2200億バーツ)も近く、米投資会社TPGニューブリッジから25%の出資を受ける予定だ。

〈スコシアバンク〉
従業員5.7万人、資産総額約4000億ドル。
《newsclip》