RSS

バンコク都庁舎前で反軍政集会、国王側近を再度批判

2007年3月31日(土) 15時43分(タイ時間)
【タイ】タイの前政権支持派が主催する反軍事政権集会が30日午後、バンコクの都庁舎前で行われた。参加者は主催者発表で3000人、英字紙ネーションは1000人、タイ字紙マティチョンは2000人、英字紙バンコクポストは4000人と報じた。治安当局との衝突はなかった。

 演壇に立ったのは、前政権与党・愛国党のウィーラ前副党首、ジャクラポップ元政府報道官らで、愛国党の元下院議員数人も会場に姿をみせた。ウィーラ氏らは先週の集会同様、軍政・暫定政府の失政を批判、プミポン・タイ国王の側近であるプレム枢密院議長が昨年9月のクーデターの黒幕として、同議長の辞任を要求した。

 一方、軍部が提案したバンコクでの非常事態宣言発令をスラユット首相が拒否したことについて、軍政トップのソンティ陸軍司令官は30日、「首相は正しい判断を下した。私は首相の判断理由を理解している」「首相とは1日1、2時間話している」と述べ、一部マスコミが報じた首相と軍部の不仲説を否定した。

〈プレム・ティンスラーノン〉
1920年、南部ソンクラー生まれ。78?80年陸軍司令官、80?88年首相。首相在任中に2度のクーデターを切り抜け、民政移管と経済成長への道筋をつけた。プミポン国王の信頼があつく、88年の退任時に枢密顧問官に任命されるとともに、「ラタブルット(国家功労者)」の称号を受けた。98年から枢密院議長。
《newsclip》