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ミャンマーの大規模ダム計画始動、タイ・中国が参画

2007年4月6日(金) 13時18分(タイ時間)
【ミャンマー】ミャンマー東部シャン州の大河、サルウィン川(中国名、怒江)に複数の発電ダムを建設する「タサン水力発電プロジェクト」の着工式が3月30日、現地で行われ、ミャンマー政府関係者のほか、同事業に出資するタイのMDXグループ、中国葛洲埧集団公司などの代表が出席した。ミャンマー国営紙ニューライト・オブ・ミャンマーが報じた。

 タサン・プロジェクトはミャンマー、タイ、中国の官民合弁事業で、昨年、タイ発電公社(EGAT)、中国国営・中国水利水電建設集団、ミャンマー政府などが開発に関する覚書に調印した。事業の詳細についてEGATは「政治的な問題なので答えられない」としている。

 サルウィン川のダム建設は十数年前から検討されてきたが、流域の多くが反ミャンマー軍政の少数民族の居住地域のため、実現しなかった。昨年5月には、建設地の現地調査を行っていたEGAT社員が地雷で片足を失う重傷を負った。
《newsclip》