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米アボットがエイズ治療薬値下げ、タイと再交渉か

2007年4月12日(木) 00時47分(タイ時間)
【タイ】米製薬大手アボット・ラボラトリーズは10日、エイズ治療薬「カレトラ/アルビア」の中低所得国向けの価格を患者1人1年当たり1000ドルに引き下げると発表した。5割以上の値下げで、ジェネリック(後発の類似医薬品)版よりも安くなるという。同社の許諾を得ずに「カレトラ」を生産・輸入する方針のタイについては、今後再交渉するもよう。

 タイ政府は昨年11月以降、「カレトラ」、米メルクのエイズ治療薬「エファビレンツ」、米ブリストル・マイヤーズ・スクイブの抗血栓薬「プラビックス」に対し、国が公益上の必要性などから特許権の実施を第3者に付与する強制実施権を発動した。アボットはこれを不服として、タイでの新薬登録を取り下げ、タイの医師、市民団体がアボット製品の不買運動を呼びかける騒ぎになっている。
《newsclip》