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県警副司令官が爆弾テロで重傷、タイ深南部

2007年4月18日(水) 11時45分(タイ時間)
【タイ】18日朝、タイ深南部ナラティワート県で連続爆弾テロがあり、同県警副司令官のノパドン警察大佐が左手と左足を失う大けがを負った。タイ国営テレビ局チャンネル9などが報じた。

 同県では同日早朝、ナラティワート市内など数カ所で爆発があり、市内の大部分が停電するなどした。ノパドン大佐が爆発現場を視察していたところ、地下に埋められていた爆弾が爆発した。

 ノパドン大佐はナラティワート県ラゲー郡の警察署長だった03年に、地元住民に犯罪者と疑われ拉致された部下2人を救出しようとし、暴徒化した住民に襲われ重傷を負った。部下2人はリンチを受け死亡した。

 深南部ではタイからの独立を掲げるイスラム過激派と治安当局の抗争が激化し、テロ関連の死者は過去3年で2000人を超える。13—15日の水かけ祭り(ソンクラン、タイ正月)の最中も発砲・爆破事件が頻発し、十数人が死亡。17日夜には仏教徒の50代の男性2人が射殺され、1人が斬首された。隣県のパタニーでは同日、警官(23)が銃撃を受け死亡した。
《newsclip》