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三菱重工、シンガポールからERPシステム用車載器受注

2007年4月26日(木) 18時36分(タイ時間)
【シンガポール】三菱重工業は26日、シンガポールの陸上交通庁から、同国で導入している電子式道路課金(ERP)システム用の新型車載器70万台を一括受注したと発表した。世界で初めて接触式/非接触式ICカード双方の利用を可能にした車載器で、供給期間は7年。08年以降順次納入する。

 シンガポールのERPシステムは、都心部に入る車両に課金して渋滞の緩和を図るシステム。自動車両判別技術を採用、準マイクロ波帯の電波を利用して、車両(車載器)と地上側(ガントリー)のアンテナとの間で通信を行うことにより、ガントリーの下を走行する車両に対し、走行車線による制限なくノンストップの状態で自動課金を行うことができる。

 三菱重工はシンガポールで、ガントリー機器の納入、据え付け、メンテナンスを行うだけでなく、同国の車両の99%以上に装着されている車載器を全数供給するなど、ERPシステムに関する主要業務を一手に引き受けている。02年からはERPの技術と車載器を組み合わせて駐車料金の決済を行う電子式駐車課金システム(EPS)も手掛けている。

 同社によると、ERPシステムは、シンガポールのほか、ロンドン、ストックホルムなどでも採用され、交通渋滞で悩む他の幾つかの大都市でも現在、導入が検討されている。
《newsclip》