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在バンコク米国大使館前で抗議集会、「優先監視国」指定に反発

2007年5月3日(木) 12時36分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、3日、在バンコク米国大使館前にエイズ患者や支援団体のメンバー数十人が集まり、米国がタイを包括通商法スペシャル301条(知的所有権侵害国の特定・制裁)の「優先監視国」に指定したことに抗議した。タイ政府はエイズ治療薬の価格が高すぎるとして、米製薬大手アボット・ラボラトリーズのエイズ薬などに対し、国が公益上の必要性などから特許権の実施を第3者に付与する強制実施権を発動しており、タイ側はこれが「優先監視国」指定の引き金になったとみている。

 タイ米関係は昨年9月のクーデターで悪化し、その後のタイの外国人事業法改正、強制実施権の発動などが追い撃ちをかけた。先月末に、ケン・エデルマン元駐タイ米国大使がタイ軍事政権を批判する論説をワシントンタイムズ紙に寄稿するなど、ギクシャクした状態になっている。


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《newsclip》