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「宥和政策は失敗」 タイ深南部問題で住民が政府批判

2007年5月4日(金) 20時59分(タイ時間)
【タイ】国営タイ通信によると、イスラム過激派のテロが続くタイ深南部のパタニー市で4日、住民数百人が市庁舎前に集まり、政府に過激派との宥(ゆう)和路線を打ち切り、強硬策に切り替えるよう要求した。集会参加者は、政府の弱腰の対応が無差別テロを助長したと主張、スラユット首相が検討しているとされるテロ犯の恩赦に反対した。

 昨年9月のクーデターで発足した現政権は、深南部問題でイスラム教徒住民との宥和路線を打ち出し、スラユット首相が前政権の弾圧を謝罪するなどした。しかしテロは止むどころか急増し、仏教徒住民の斬首、死体の焼却、バス乗客の皆殺しといった残忍な犯行が相次いでいる。一方、モスク襲撃などでイスラム教徒住民が殺害される事件も頻発し、出口が見えない状況だ。
《newsclip》