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#18 シャム湾の西側 (その4 プランブリの沖合い)

2007年5月9日(水) 06時03分(タイ時間)
ホアヒンの街から南に約30km、車で約15分のプランブリの小さな海岸、サイ・ノイ・ビーチに、親しくなったタイ人の漁師がいます。
海岸裏手の道路沿いの家の軒下に、干したイカなどの海産物を並べて、観光の客に売っているのですが、週末に遊びに行く度に、土産に色々と買っている内に、近しくなった次第。
魚釣りの話から、船に乗せてくれる話になり、週末日曜の午前中に、ほんのお小遣い程度のお金を包んで、彼の小さな船で、裏の海岸から沖合いに出てみました。

と言っても、海岸から10分ほど走った沖で、海岸からは目と鼻の先の小さい島、と云うよりは、岩山の近くに錨を下します。

深さも約5,6mしかない、岩山周りです。

仕掛けは、キラキラとした飾り糸と、プラスチックの三角が付いた針が5,6本の、市販のアジサビキ。
今ではタイの釣り道具屋にも、40バーツから50バーツ位で売っています。
軽い鉛をサビキ仕掛けの先端につけ、船から軽く投げて、竿をあおりながら、さびくだけです。
短い竿で、長いサビキ仕掛けが絡まない様に投げ、仕掛けが海に入ると、底まで落ちるのを待たずに、竿をあおります。
竿をゆっくり戻しながら、引いた分だけリールを巻いて糸の弛みを取り、こうして5,6回も巻くと、仕掛けは船べりに戻ってきますが、投げる度に、魚が掛かって上がって来ます。小鯵とザッパです。

針の掛りが浅いので、船に取り込むときに、魚がパラパラと外れて落ちますが、それも愛嬌です。大抵、2匹か3匹一緒に掛かっていますから、釣れ始めると、すぐに2,30匹位上がります。

飽きるのが早いか、パタッと釣れなくなるのが早いか、ともかく、初めての人や子供には楽しい釣りです。
イカの切り身を餌に、底に糸を垂らすと、ここらで良く釣れる黒い星のあるフエダイが上がりました。これは刺身でも美味しい魚です。


2時間もいて陽も高くなり帰ろうとしたら、船頭が近くのプラスチックのブイに船を寄せて、ブイに付けられた紐を引っ張り揚げます。紐には2m位の間隔で20cmくらいの大きさの巻貝が、貝の尖った方に穴を開けて紐を通してあり、何十個も付けてあり、上げると貝の中に可愛いイイダコが入ってます。蛸壺だったのです。此れも面白い。
イイダコを10匹くらい貰って、それから次に、やっとこを持って岩山の根元に潜って、ホタテを10個ほど土産に取ってくれました。

自然を目の前にしての、楽しい舟遊びでした。
《newsclip》