
乳香の木、というのがあるそうだ。その木の樹液を集めて固めたものが、フランキンセンス。一見、お菓子のようでもある。炭の上にのせると、よい香りをふりまきながら、じゅくじゅくと溶けていく。
オマーンで作られている、世界一高いと言われる香水アムアージュは、乳香を原料としている。
アムアージュの原料とくれば、そうとう高価なもののように思われるが、オマーンでは手ごろな価格で手に入る(ただし、日本ではかなり高価)。写真のビニール袋に入ったものふたつで1リアル。
現地の人はガムのように噛んだりする人もいるらしい。