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ベドウィンの家

2007年5月15日(火) 09時37分(タイ時間)

 まるで、子どもの頃につくった秘密基地のような、手作り感溢れるこの「家」。砂漠にくらすベドウィン(遊牧民)の住まいだ。

 砂漠を走っているとこうしたぼろぼろの家が点在している。ぼろぼろの家の周りを柵で囲い、動物の骨なんかをしばりつけてある。砂の上に暮らさざるを得ない、貧しい人々の家に見える。

 ところが、オマーンのベドウィンはそうではない。オマーンは石油と天然ガスを産出する豊な国であり、ベドウィンの人々にも社会保障として鉄筋作りの立派な家が支給されているのだそうだ。それでも、彼らはそれを人に貸してしまって、自分たちは砂の上で昔からの質素な暮らしを続けている。

ベドウィンの家にあがらせてもらう。デーツ(あまーく煮たナツメヤシ)と、スパイスのきいたオマーンコーヒーでもてなしてくれる。家の中には絨毯がひかれ、壁に大きくて重たいクッションが並べられている。外は40度を超えているのに、家の中は思った以上に快適だ。
《newsclip》

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