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今度はホテル、タイ新空港で新たな疑惑

2007年5月18日(金) 14時03分(タイ時間)
【タイ】タイの国営空港運営会社エアポーツ・オブ・タイランド(AOT)は17日の取締役会で、バンコクのスワンナプーム国際空港の空港ホテル運営業者入札に問題があったとして、検察に調査を依頼することを決めた。同空港の免税店同様、契約が無効になる可能性があるという。

 スワンナプーム空港の空港ホテル事業権はタクシン政権当時の2004年に入札が行われ、地場系の2社が落札、世界最大級のホテルチェーン、仏アコー・グループが「ノボテル・スワンナプーム・エアポート・ホテル」として受託運営している。しかし昨年9月のクーデターでタクシン政権を追放した軍事政権が調査したところ、2社は最低資本金、入札時点での国際ホテルチェーンとの運営契約など、複数の入札資格を満たしていなかった。

 スワンナプーム空港は約1300億バーツを投じバンコクの東郊に建設され、昨年9月末に開港した。敷地面積は旧バンコク国際空港(ドンムアン空港)の約6倍、空港ターミナルの面積は56.3万平方メートルと、ともに世界最大級だ。

 しかし、開港当初から滑走路、誘導路の亀裂やトイレの不足といった問題が発覚。契約に問題があったとして、タイ免税店最大手キングパワーと結んだ免税店運営契約をAOTが破棄するなど、混乱が続いている。
《newsclip》