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天然のプール(ワディ・バニ・カリッド)

2007年5月20日(日) 22時00分(タイ時間)

 ワディ(枯れ川)。

 国土のほとんどが岩山と砂漠で覆われた国オマーン。そこでは点在するオアシスに街ができていく。ワディはオアシス(湧き水)ではなく、もともと川だったものが枯れてしまった跡。まだ水が残っているところもあり、そこが天然のプールになる。

 首都マスカットの近くでは、ワディ・シャーブが有名だが、ここ、ワディ・バニ・カリッドはもっとローカル色が強く、のんびりできる場所だ。プールの近くまで車で行くことができるのもいい。ワディ・シャーブは、プールにたどり着くまで、1時間も炎天下の中歩き続けなくてはならない。


 地元の子どもたちが大声をあげながらはしゃぎまわる。天然のプールで泳ぎ、疲れたら木陰で休む。食べ物や飲み物を売っている店などひとつもない。隣の木の下に陣取っていたオマーン人青年たちが、焼きたてのチキンをおすそわけしてくれた。


 モハメドという大きな笑顔の少年(写真左)は、わたしたちの跡をついて離れなかったが、この豊な国オマーンで初めて出会った物乞いの少年だった。どこに住んでいるの、ときくと、岩山の上のほうを指差して、「あのへん」という。


 現在、開発がはじまったところで数年後にはきちんと整備されたリゾートのようになってしまうだろう。
《newsclip》

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