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2大政党解党裁判にタイ国王が懸念

2007年5月25日(金) 12時25分(タイ時間)
【タイ】タイのプミポン国王は24日、最高行政裁判所判事への訓辞で、30日に判決が迫った2大政党の選挙違反裁判に触れ、判決後の混乱に備えるよう指示した。裁判では前政権与党・愛国党が解党されるという見方が強く、同党支持者の街頭デモなどが懸念されている。国王は裁判の行方、是非については言及しなかったが、微妙な言い回しで、愛国党支持派らの動きを抑えた形だ。

 ジャトゥロン愛国党党首代行は25日、国王が判決後の混乱に懸念を示したことを取り上げ、どのような判決が出ても、愛国党が問題をおこさないように最善の努力を払うと述べた。

 有力政治家集団を率いるソムサック前愛国党副党首は、すべての政治グループは国王のメッセージに従い、トラブルを回避すべきと主張した。

 愛国党同様、解党の危機にある民主党のアピシット党首も、こうした意見に同調し、民主党は判決を受け入れ、国王の指示に従うと述べた。
《newsclip》