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サイアム・セメントとレンゴー、東南アジアで段ボール事業再編

2007年5月28日(月) 11時43分(タイ時間)
【タイ、マレーシア、シンガポール】タイ素材大手サイアム・セメント(SCC)は28日、同社とレンゴー(大阪市)のタイ合弁会社で段ボールを製造するタイ・コンテナ・グループが、レンゴーとマレーシアのサイム・ダービーが合弁で手がけるシンガポールとマレーシアの段ボール製造事業(年産能力5万トン)を約3.2億バーツで買収すると発表した。経営資源をプランテーションなどに集中させる方針のサイム・ダービーと、段ボール事業の拡張・再編を目指すSCC、レンゴーの思惑が一致した。

 タイ・コンテナ・グループはSCCが70%、レンゴーが30%出資。工場8カ所、年産能力50万トンで、タイ市場でシェア約30%を占める。

〈サイアム・セメント(SCC)〉
1913年に国策セメント会社として発足した名門企業で、筆頭株主はタイ王室財産管理局(出資比率30%)。主要事業は、石化、セメント、紙・包装材。1—3月期決算は売上高が前年同期比1.9%増の653.4億バーツ、最終利益が同14%減の82.1億バーツ。石油化学、紙・包装材部門が堅調だった一方、セメントは国内販売が6%減るなど苦戦した。建材部門は7%減収。
《newsclip》