RSS

タイ政界に空白、前与党幹部111人の被選挙権はく奪

2007年5月31日(木) 09時10分(タイ時間)
【タイ】前政権与党・タイ愛国党への解党命令を受け、タクシン前首相ら愛国党の現・前役員111人の被選挙権が5年間はく奪された。01—06年にタイ政治の主役だった政治家の多くが政界を追放され、次期選挙の行方や地方での反軍事政権の動きに大きな影響を与えそうだ。

 被選挙権を失ったのは、党に残留したジャトゥロン党首代行、スダーラット前農相、ネーウィン前首相府相、ポンテープ副党首らのほか、すでに離党し政治グループ、政党を結成していたソムキッド前副首相兼商務相、ソムサック前労相、スワット前副首相、ピニット前保健相、ソンタヤー元観光スポーツ相、プラチャーラート党のサノ党首など。

 大派閥の領袖であるソムサック氏は経済政策で内外の評価を得たソムキッド氏を党首に担ぎ新党を結成し、次期総選挙で台風の目になる可能性が指摘されていた。ネーウィン氏、スワット氏、ソンタヤー氏らはいずれも東北部、東部などに強力な地盤を持つ派閥領袖で、被選挙権はく奪後も地元での影響力を維持する見通しだ。


関連記事
タイ前政権与党に解党命令、タクシン時代に幕
《newsclip》