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タクシン前首相が手紙、当面は帰国せず

2007年5月31日(木) 13時37分(タイ時間)
【タイ】タイのタクシン前首相の顧問弁護士は31日、タクシン氏が前与党・タイ愛国党の党員、支持者に宛てた手紙をバンコクで公開した。タクシン氏は、愛国党に対する解党命令を受け入れるよう求める一方、憲法法廷の判決は「今後長い間、調査研究の対象になる」として、不当判決という認識を示唆した。暫定政府に対しては早期の総選挙実施を重ねて求めた。

 自らの帰国については、土地取得をめぐる汚職裁判などで裁判所に召喚されない限り、当面帰国の意思がないことを明らかにした。

 タクシン氏は昨年9月、米国に滞在中にクーデターで失脚し、以来、英国、中国などで亡命生活を送っている。タイ軍事政権・暫定政府はタクシン氏の帰国を事実上禁じているが、同氏の脱税、汚職裁判を進めるには本人を召喚する必要があるとみられている。
《newsclip》