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被選挙権はく奪の前与党幹部、タイ軍政が恩赦提案

2007年6月3日(日) 08時58分(タイ時間)
【タイ】タイ軍事政権トップのソンティ陸軍司令官は1日、5年間の被選挙権はく奪処分を受けた前与党・タイ愛国党の役員に対する恩赦を提案した。役員のほとんどは処分の原因となった選挙違反に関与しておらず、国内融和のためにも検討すべきとしている。

 被選挙権を失った役員111人には、タクシン前首相のほか、スラユット首相と親しいソムキッド前副首相兼商務相、軍部と関係が深いソムサック前労相、ピニット前保健相といった全国レベルの有力者に加え、地方の政治閥領袖も多い。タイ政界の「顔」の半分以上が出馬禁止の状態で総選挙を実施すれば将来に禍根を残すという見方があるほか、次期総選挙での勝利が有力視される民主党のアピシット党首、チュアン元首相が軍に批判的という事情もあり、軍政内にはソンティ司令官の提案を支持する声が強いようだ。
《newsclip》