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〈インタビュー〉 宝永エレクトロニクス・タイ

2007年6月4日(月) 20時42分(タイ時間)
——御社グループについて
 宝永電機(本社:大阪)グループは、富士電機の西日本地区販売代理店で、富士電機および富士通松下電工等の主力特約店として1952年に発足した、電機電子部品の専門商社です。日本国内19拠点、海外は20年前に進出したシンガポールを筆頭にタイ、マレーシア、香港、台湾など8カ国9カ所14拠点を展開中で、今年2月にインド駐在員事務所開設、年内に欧州連合(EU)諸国に現地法人設立を予定しております。

——タイ現法について
 シンガポール傘下の販社として、97年3月に設立しました。グループとしてはこれまで海外進出に慎重で、シンガポール以外はこの10年内の展開です。タイ現法は営業活動を開始した6月から1カ月足らずでアジア通貨危機が発生、事業活動は2000年ごろまで足踏み状態でした。経済復調の兆しが見えてきた2000年3月、輸入販売だったテレビ用アノードキャップ組品や電子レンジ用高圧整流子組品をはじめとする電子部品の現地組立、加工生産に乗り出すべく、「宝永松山 タイ」を立ち上げました。一方、宝永エレクトロニクス・タイは2001年、IPO(集中購買システム)受託業務として投資委員会(BOI)から投資恩典認可を取得、株主変更などを経て現在に至っています。IPO業務でBOI恩典認可を取得したのは、専門商社としては弊社が初です。

——タイ国内のその他の関連企業は?
 2005年よりレーザ溶接装置・レーザ加工機メーカーのミヤチタイランドに出資しているほか、2006年には日本レボーとの合弁でメタルソーの製造、再研磨およびバンドソー製造会社Repco (Thailand)を立ち上げています。

——IPO業務について
 電機電子部品の一括購入と一括販売で、不特定多数のメーカーから購入いたしますが、富士電機、松下製品等日本製部品が多くを占めます。顧客数は日系大手メーカー様を中心に80?90社です。タイはこれまで、特に家電業界では電子部品の調達が厳しく、メーカー自身が少量を必要なときだけ仕入れるのは容易ではありませんでした。そのような状況の中、IPO業務の一環として納入業者が在庫管理を担うVMI (Vendor Managed Inventory)が重宝されてきましたが、今後はモノを右から左へ動かすだけ、ただ売るだけでなく、顧客のニーズに最大限に応えるための付加価値サービスを提供していかなければならないと思っております。

——そのための取り組みは?
 宝永電機グループのモットーは、複眼的な発想でニーズをカタチにする「2.5次産業の自覚」です。宝永エレクトロニクス・タイとしては、関係会社とのネットワーク網をさらに強化し、新規部品事業の開拓、PCB実装業務を含めた部品の提供などといったキット型納入提案、およびメーカー側と連携したVMI提案を考えております。

——今後の事業展開について
 これまで電子部品を中心に販売してきましたが、事業を取り巻く環境は常に厳しさを増しています。将来展望の布石としてFA機器の取り扱いに注力しており、ミヤチタイランドへの出資やRepco (Thailand)の設立もその一環です。売上高ベースで75%を占める電子部品の売上高を、2?3年のうちに50%に抑えられるよう、FA機器売り上げ比率を上げたいと思っております。また、自動車や家電といった業界にとどまらず、意外にも輸出業種ナンバー1の食品市場への参入も視野に入れており、食肉加工機、生肉スライサーなどを販売展開中です。Repco (Thailand)ではこれまでメタルソーを中心に製造販売してきましたが、食肉加工などで利用されるバンドソーの製造を考えております。このように、全てが関連性を持った事業を効率よく展開していく所存です。

——環境保護、省エネに関連した事業もお考えと聞いていますが?
 タイではソーラー電源の需要が急増しています。環境保護、省エネの観点から、世界的に需要が伸びる製品です。将来的には弊社も日系メーカーとの提携により、ソーラー電源用のケーブル中継機の販売にも乗り出していきたいと思っております。他方、日本では人に優しく、除菌・消臭効果のある安全な水を提供する「CFW(クリアフィールドウオーター)」を販売展開中ですが、いずれタイ市場にも投入していきたいと考えております。

——ありがとうございました。


〈CFWに関する記事〉
www.hoei-elec.co.jp/product/sol_water_nhk.html

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電話:0-2740-7961
ファクス:0-2740-7962
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Hoei Matsuyama (Thailand) Co., Ltd.
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