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スクールバス銃撃、9人負傷=タイ深南部

2007年6月11日(月) 00時29分(タイ時間)
【タイ】深南部ヤラー県で10日、スクールバスが銃撃を受け、13—18歳のイスラム教徒の男女8人と運転手の男性(40)が負傷した。隣県のナラティワート、ソンクラーでは同日、イスラム教徒の男性3人が銃で撃たれ死亡した。タイ字紙タイラットなどが報じた。

 8日、9日にも深南部一円で爆弾、銃撃テロが相次ぎ、数人が死亡、数十人が負傷した。

 深南部では独立を求めるイスラム過激派のテロが01年ごろから活発化し、過去6年に銃撃、爆弾などで仏教徒、イスラム教徒がそれぞれ1000 人以上殺害された。タイのマスコミはモスク襲撃なども含め、ほぼすべてのテロ事件をイスラム過激派の犯行と報道しているが、地元のイスラム教徒は、タイ軍がイスラム教徒住民を拉致、殺害していると主張し、マスコミに偏向報道を改めるよう求めている。


〈タイ深南部〉
 もともとイスラム教のパタニー王国があったが、約100年前にタイに併合された。現在も住民の大半はマレー語方言を使用するイスラム教徒で、マレーシアとの二重国籍者も多い。言葉、宗教が異なることから行政と住民の間の意思疎通が不足し、インフラ整備、保健などはタイ国内で最低レベル。
《newsclip》