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旧ククリット邸でお家騒動

2007年6月15日(金) 12時17分(タイ時間)
【タイ】博物館として公開されている故ククリット・プラモート元タイ首相のバンコクの邸宅の運営が、ククリット財団から元首相の息子のロンリット氏に委ねられることになった。財団側が計画していた図書館、ホールなどの建設をロンリット氏が拒否し、一時は公開打ち切りと発表されたが、財団側の撤退で決着したもようだ。

 ロンリット氏はククリット邸を「父の存命当時のまま残す」考え。財団の計画に反対した理由については、「父同様、私も犬好きで、拾ってきた野良犬50匹を飼っている。昔からの木もあり、余分な土地はない」と説明した。

 ククリット邸は伝統的なタイ様式の木造建築で、元首相が保存に熱心だった伝統芸能の面などが展示されている。一般公開は土日と祝日の午前10時—午後5時。場所はバンコクのサトン・ソイ3。入場料50バーツ。

〈ククリット・プラモート〉
1911年生まれの王族。英オックスフォード大学で政治学、経済学を学び、75—76年首相。タイ字紙サイアムラットの社主、ジャーナリスト、芸術家、小説家としても知られる。主な作品は、タイの代表的な歴史小説「王朝4代記」。95年に84歳で死去した。
《newsclip》