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バンコクの反軍政集会、治安当局との衝突なし

2007年6月16日(土) 21時35分(タイ時間)
【タイ】バンコクの王宮前広場で15、16日の2日続けて1万人規模の反軍事政権集会があった。集会参加者が陸軍司令部やプレム枢密院議長(元首相)宅へのデモ行進を取り止めたことから、懸念されていた治安当局との衝突は起こらなかった。

 16日の集会では、昨年9月のクーデターで追放されたタクシン前首相の録画映像が会場に設置されたスクリーンに約30分流された。タクシン氏は、軍政による同氏一族の資産凍結を非難、汚職容疑を晴らすため帰国する考えを示した。また、12月に80歳の誕生日を迎えるプミポン・タイ国王のために、争いを止めようと呼びかけた。

 集会主催者は17日の集会で5万人を集めると豪語していたが、参加者は前日を下回ったもよう。陸軍司令部へのデモ行進は取り止めになり、雨が降ったことから、午後10時ごろ散会した。

 一方、昨年の反タクシン街頭デモを指揮した実業家のソンティ・リムトーンクン氏は17日朝、反軍政、親タクシン派に対抗する集会をバンコクのアナンタサマーコム宮殿前広場で開き、前野党・民主党幹部ら支持者約2000人が集まった。
《newsclip》