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「支持政党なし」85%、バンコク首都圏世論調査

2007年6月17日(日) 11時38分(タイ時間)
【タイ】タイの私立アサンプション大学が6月13—14日、バンコク首都圏の有権者を対象に実施した世論調査(回答者1661人)によると、 スラユット政権の支持率は16.1%、不支持は4.9%で、「どちらでもない」が79%を占めた。政党支持率は、5月末に解党処分を受けた旧与党・タイ愛国党9.5%、前野党・民主党4.4%、「支持政党なし」84.7%で、政治不信が鮮明になっている。

 タクシン前首相一族の資産凍結については、賛成56.5%、反対43.5%。タクシン前首相の帰国については、「今すぐ帰国してよい」44.8%、「半年—5年後なら帰国してよい」31.5%、「帰国すべきではない」23.7%だった。

 民主党は年内に予定されている次期総選挙で、ライバル不在のため本命視されている。しかし、昨年からの激しい政争の中、存在感が希薄なままで、国民の支持は離れていったようだ。党首のアピシット氏(42)は名門出身の高学歴で、以前は首都圏で絶大な人気を誇った。2年前に党首に就任してからは、リーダーシップの欠如が指摘され、最近も、前野党陣営のベテラン政治家に、「首相になるには経験も人間的魅力も足りない」と切り捨てられた。

〈民主党〉
第2次大戦後間もない1946年に設立されたタイで最も古い政党。保守中道の王党派で、90年代には当時党首だったチュアン・リークパイ現党顧問会長が2度首相を務め、政界をリードした。

〈アピシット・ウェーチャチーワ民主党党首〉
64年8月、英国生まれ。有力華人のウェーチャチーワ家出身。英イートン校からオックスフォード大学に進み、哲学、政治学、経済学の学位を取得、タイ人で2人目という首席だった。同大学で経済学修士号を取得後、タマサート大学講師を経て政界入り。
《newsclip》