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モンゴル人モデル殺人事件で初公判=マレーシア

2007年6月20日(水) 12時27分(タイ時間)
【マレーシア】昨年11月にモンゴル人モデルのアルタントゥヤ・シャアリブさん(28)がマレーシア・スランゴール州内で爆殺された状態で発見された殺人事件の初公判が18日、同州シャーアラム高裁で開かれた。

 検察側は冒頭陳述で、ナジブ副首相と関係が深い政治評論家アブドル・ラザク・バギンダ被告が実行犯の警察官2人に対し、愛人関係にあった被害者の殺害を命じたとした起訴事実を読み上げた。今回の裁判は政界に近い人物が起訴されている上、事件がモンゴルとの国際問題に発展した経緯から大きな注目を浴びている。

 また、公判2日目の19日には、バギンダ被告の護衛役だった探偵の男性が証人として出廷し、アルタントゥヤさんが行方不明になる直前、バギンダ被告の自宅前で大声を上げて騒ぎ、現金50万米ドルと帰国航空券を求めていたと述べた。証人はバギンダ被告がアルタントゥヤさんに現金を複数回払ったが、しつこく被告に現金を求めてきていたと証言した。

 バギンダ被告は、ナジブ副首相の国防省人脈の1人で、武器取引などに関わっていたとされる。
《newsclip》