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レンゴー、タイ社のベトナム段ボール原紙事業に参加

2007年6月22日(金) 12時42分(タイ時間)
【ベトナム、タイ】タイ王室系素材大手サイアム・セメント(SCC)は22日、ベトナム南部に建設予定の段ボール原紙工場について、当初予定の全額出資をレンゴー(大阪市)との合弁に切り替えると発表した。レンゴーはSCCの現地事業会社ビナ・クラフト・ペーパーに30%出資し、古紙調達、生産技術などを担当する。

 工場はホーチミン市北郊のビンズオン省に建設し、2009年第1四半期稼動の予定。年産能力は22万トン。投資額1億3600万ドル。

 レンゴーによると、ベトナムの段ボール原紙の需要は2006年58万トン、2007年65万トン(予想)で、今後年率10—12%の伸長が見込まれる。SCCは06年に段ボール原紙9万トンをタイからベトナムに輸出しており、今後の需要拡大を見込み、現地生産を決めた。

 レンゴーとSCCは、タイ、マレーシア、シンガポールで段ボール紙製造の合弁事業を展開している。

〈サイアム・セメント(SCC)〉
1913年に国策セメント会社として発足した名門企業で、筆頭株主はタイ王室財産管理局(出資比率30%)。主要事業は、石化、セメント、紙・包装材。1—3月期決算は売上高が前年同期比1.9%増の653.4億バーツ、最終利益が同14%減の82.1億バーツ。石油化学、紙・包装材部門が堅調だった一方、セメントは国内販売が6%減るなど苦戦した。建材部門は7%減収。
《newsclip》