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スクムビット住宅事情

2007年6月23日(土) 13時13分(タイ時間)
□スクムビット界隈のアパート、2?3年後に高値止まり

 日本人が居住地として選ぶ地区は、昔も今もスクムビット通り界隈だ。家賃は未だ上昇を続け、新しいアパートや分譲マンションが続々と開発されている。しかしこの景気も、2?3年後にようやく落ち着きそうな気配だ。家賃は高値止まりだろうが、日本人の予算を超える物件が、手の届く家賃にまで値下がりするとの期待がある。

□未だ続く住宅開発

 スクムビット通りの中でも特に人気の地区といえば、ソイ49からトンロー通り(ソイ55)に抜ける、トンロー・ソイ13だろう。子供の塾、病院、日本人をターゲットにしたショッピングセンターなどが、この小さなソイに集中している。
 次いで、大型ショッピングセンターのエンポリアムに近い、高架鉄道(BTS)プロンポン駅周辺。奇数側ではソイ39、偶数側ではソイ24となる。特にソイ24は、6?7軒のアパート、分譲マンション、ホテルが建設中で、来年には開館。隣のソイ22にも新しいコンドミニアム、アパートが来年着工の予定があり注目されそうだ。
 ソイ22?24に限らず、アパートや分譲マンションの開発は未だ続いている。特に日本人が集中する地区では、昨年から来年にかけた3年で、65?70軒が開館、もしくは新たに開館する。オーナーはもちろん日本人の入居を見込んでいるが果たしてそれ程の需要はあるのだろうか。在タイ日本大使館によると、2006年の在タイ日本人数は4万249人で、前年の3万6327人から約11%増加するなど、確かに日本人数は増えている。

□高級物件で値下がりの見込み

 家賃の相場は、家族連れの場合は5万?6万5000バーツ、もしくは6万5000?8万5000バーツと2つのタイプに分かれる。単身の場合はサービスアパートに集中し、5万?7万バーツ。総合的に4万バーツから上限8万5000バーツだろうか。この2?3年で一軒当たりの家賃が、5000?1万5000バーツも上がっている。特にサービスアパートは稼働率が高く、値上げ基調が続いている。
 この日本人ブームによる家賃上昇も、現在建設中もしくは計画中の物件が完成する2?3年後には、落ち着くのではないかと見ている。需要が絶えることはないため、ほとんどが高値止まりだろう。ただ、日本人の予算外となる8万5000バーツ以上の物件は、値崩れを起こしやすいと思われる。現在は9万?10万バーツといった物件が、8万5000バーツから9万バーツ代で借りられるという期待感が出てきた。
 日本人のアパート探しは、家族連れが1?3月と8?9月、単身が4?5月と11?12月に集中しやすい。それ以外は、契約満了に伴う引っ越し者がいるぐらいか。日本人は物件を探す際、インフラが完備され、生活環境が便利であることを、当然の条件とする。需要がスクムビット通り界隈、特に奇数側に集中する所以だ。偶数側で日本人が望む条件を満たす地区は、ソイ24ぐらいしかない。前述のとおり、ソイ22にも分譲マンションが開発される予定だが、ソイ入り口の飲み屋街が敬遠される向きがあり、どの程度日本人に受け入れられるかは未知だ。そのような意味でいえば、ソイ33の入り口も飲み屋街だが、魅力的な物件が幾つかあり一つの穴場といえよう。
 また、築年数の長い物件より新築物件に人気が集中する。設備的にも安心と思われがちだが、タイの建築事情で新築物件は開館間もないという理由でトラブルが起きやすく、管理が徹底されていない。その点では、築年数の長い物件の方がある程度安心といえる。一方で、築年数が古い物件は一般的に部屋が大きく設計されているものが多く、広々としたが部屋を好む人にはいいが、電気代に注意をした方が良い。4?5月の暑い時期となると、部屋が広いため電気代が1万バーツを超す、という問題もあるようだ。

□物件探しは日本人スタッフが多い業者で

 アパートを探す際は、なるべく業者を通すことをお勧めする。業者を通しても通さなくても、借り手側に何ら手数料がかかることはない。しかし、入居後に起こりうるトラブルを考えると、個人での交渉はなるべく避けたい。タイに来られて間もない人なら特に、業者への相談は必須。タイ在住が長い方でも、オーナーとトラブルとなった場合、タイでは借り手の立場が圧倒的に弱い。トラブルが発生すると貸し手と借り手の利害関係が直接ぶつかり紛争に発展することが多いため、物件契約は業者を通した方があとあと有利と思われる。
 業者選びは、タイ語が得意でないお客様にとっては、日常生活でアフターフォローの充分にできる、日本人スタッフが多い会社がいいだろう。トイレが詰まった、電気が切れた、お湯が出ないなど、多くの問題がある。そんなとき、言葉の問題で直接アパート側と話ができなくとも、日本人が多い会社なら、通訳が必要になった際にすぐにサポートしてくれる。アパートに実際に住んでみると、思ったよりこういった日常生活での問題が多いようだ。
 現在、バンコクにおいて日本人相手の不動産業者は70?80軒あるといわれる。タイ人だけの会社、日本人1?3人でやっている会社もしくは4?6人いる会社と分かれ、日本人1?3人という規模の会社が圧倒的に多い。それらの会社では幾つかが自社のホームページを立ち上げており、それぞれ物件紹介をしている。各社とも紹介物件数は500軒もあるが、安心して紹介できるのは100軒程度しかない。その物件を、どこの業者も我先にと紹介しているのが現状だ。物件そのものにとどまらず、その物件を紹介してくれる業者を見極めることが、タイでの快適な暮らしを続けるためのポイントとなる。

Chintai BANGKOK
SUVARNABANPOTH HOLDING CO., LTD.

住所:106 Soi Sukhumvit 49 (Klang), Sukhumvit Rd, Klongton-Nua, Wattana, Bangkok 10110
電話:0-2261-1600 ファクス:0-2712-5716
日本人担当  渡邉、森、山崎、佐藤隆之、佐藤有志
Eメール:bkk@119.co.jp
ウェブサイト:www.chintaibangkok.com
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