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チェット大統領、越僑に和解訴え

2007年6月24日(日) 19時32分(タイ時間)
【ベトナム】訪米したベトナムのグエン・ミン・チェット大統領は23日、最後の訪問都市ロサンゼルスで、越僑(ベトナム系市民)の代表ら1000人と会談をいった。タインニエン(電子版)が伝えた。

 越僑の多くは、ベトナム戦争終結時に難民として祖国を脱出した人たち。チェット大統領は30分間にわたる演説で、「それぞれの家族に苦い記憶があるが、今は和解のときだ」と訴え、会場から大きな拍手が沸き起こった。

 聴衆の中には旧南ベトナム政府の関係者も含まれていた。南ベトナムのグエン・カオ・キ元副大統領は「(演説は)感動的で驚きに値するものだった。きょう聴いた内容はベトナム人の心から発した声だ」と感想を漏らした。


〈用語解説 グエン・カオ・キ(阮高祺)〉
旧南ベトナム政府の有力者。1965年の軍事クーデターで南ベトナム政府の実権を掌握し、首相を経て、ベトナム戦争中の1967年に副大統領に就任。1975年4月のサイゴン陥落直前に脱出し、アメリカに亡命した。2004年に30年ぶりに故国の土を踏んだ。
《newsclip》