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タイの気候

2007年6月29日(金) 14時07分(タイ時間)
 タイは熱帯性気候。季節は一般的なタイ語で「ナー・ローン(暑期)」「ナー・フォン(雨期)」「ナー・ナーオ(寒期・乾期)」の3つで、暑期は大体3—5月、雨期は6—10月、寒期は11—2月。最も暑い月は水掛け祭り(ソンクラーン、タイ正月)が行われる4月。最も寒い時期は12月下旬から1月上旬。


 乾期が終わって暑期に入ると、気温・湿度ともに増していく。雨はほとんど降らない。4月になると、日中は「熱風」を感じるような猛暑の日も。夜になっても湿った空気は冷えずに「熱帯夜」が続く。もともと水が少ない東北部では、毎年どこかで干ばつが起きる。2006年に最も暑かった町は北部ターク市で、3月の1日の最高気温が平均38.35度だった。


 水掛け祭りが終わって、4月下旬—5月上旬になると、「雨が降るようになった」と感じ始める。6—7月に入ると曇りの日が続き、雨が確実に降る。10月前後が最も降雨量が多い。連日の大雨により国内各地で洪水が発生、それまで干ばつで悩んでいた東北部は、今度は洪水の被害を受ける。バンコクでも洪水は日常茶飯事で、日本人が多いスクムビット通り界隈でも、必ずどこかで道路が冠水する。都内では、チャオプラヤー川対岸のトンブリー地区(チャルーンナコーン通りなど)が最も洪水被害が大きい。暦上では旧暦8月の満月の日(新暦で7月前後)に雨期入り(雨安居入り)し、旧暦11月の満月の日(新暦で10月前後)で雨期明け(雨安居明け)となる。2006年で最も降水量が多かった町は南部ラノン市の9月で999.3ミリ。


11月になると雨の日がすっかり減り、気温も下がってくる。タイで最も過ごしやすい時期で、旅行、ビーチリゾート、ゴルフなど、すべてのレジャーが快適に。ホテル、ゴルフ場などの料金がハイシーズンとして吊り上るのも、この時期。12月はバンコクでも「肌寒い」朝夕が増える。北部チェンマイやチェンライなどの山間部では、息が白くなることも。市場では、中国からミャンマーを通って入ってくるジャンパー、毛糸の帽子、手袋や靴下、毛布が売られるようになる。ただ、日中は半袖で十分。2006年に最も寒かった町は北部ターク県ウンパンで12月の1日の最低気温が平均10.85度だった。


 マレー半島に位置するタイ南部は、乾期でも暑期に近い気候。地元の人は、「南部は雨期と暑期しかない」と表現する。リゾートのプーケット島は11—5月が旅行シーズン。タイ湾側のサムイ島では、雨期でも天候が順調だが、11—12月に崩れやすくなる。


データ出所:情報通信技術省気象局
《newsclip》