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汚名返上なるか、タイ警察改革法案を閣議認可

2007年7月4日(水) 01時10分(タイ時間)
【タイ】タイ政府は3日の閣議で、タイ警察庁の「構造改革」を盛り込んだ2法案を原則承認した。警察庁の権限の地方への分散、警察を監視する機能の強化、警察への政治介入の阻止などを狙ったもので、10月までに立法化を目指す。

 チャーンチャイ法相によると、法案の骨子は、▽警察庁を首相直轄から法務省管轄に移管▽各地方の警察管区に人事権、予算権などを委譲▽警察に対する苦情を調査する委員会の設置▽警官の賃上げ——など。
 
 タイでは殺人、麻薬密売、賭博といった犯罪に警官が関与するケースが多く、将官クラスが凶悪犯罪で逮捕されることも珍しくない。昨年9月のクーデターで追放されたタクシン前首相(退役警察中佐)の古巣でもあり、タイ軍事政権は政権掌握当初から、警察の抜本的な改革に意欲を示していた。
《newsclip》