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〈インタビュー〉 包装資材設計・販売、L & S Shibacon (Thailand)

2007年7月4日(水) 01時12分(タイ時間)
日本同様の品質・価格・納期をタイで実現
設計部門を備えた日系包装資材メーカー

——御社概要をお聞かせください
 日本のITメーカーのタイ進出に伴い、1994年に設立しました。当初は採算割れが続き、毎月赤字を出していましたが、97年の経済危機発生の際、お客様の方で弊社のためのコスト見直しがあり、それを機に黒字転換。以後は順調に売り上げを伸ばし、現在に至っています。従業員数200人以上、日本人は10人です。

——御社グループの海外拠点は?
 タイのほかシンガポール現法を構えており、弊社もシンガポール傘下だった時期があります。今年はお客様の進出に伴う形で、中国深センに現法を設立しました。日本本社ではなく弊社が全資出資、商社的な役割を担った、設備投資なしの進出です。タイ国内では、バンコク近郊パトゥムタニ県のナワナコン工業団地隣接地を拠点に、東部チョンブリ県アマタナコーン工業団地、同県ピントン工業団地、東北部ナコンラチャシマ県スラナリ工業団地といったそれぞれの隣接地・周辺地に営業所を構えています。

——業務内容について
 あらゆる製品に対する包装資材の設計と販売です。ダンボールをはじめとする紙製、プラスチック製、木製、真空パックなど、ほとんど全ての包装資材および緩衝材を取り扱っています。包装資材販売では、数え切れないほどの同業他社がいらっしゃいますが、弊社のように設計部門を抱えたメーカーになると、タイではほんの2?3社に限られます。

——主な顧客について
 メインのお客様は20社前後といったところですが、お付き合いさせていただいている社数は300社です。ほとんどが日系メーカーさまで、その多くが電子機器製品などIT(情報技術)関連です。

——御社製品の特徴は?
 日本同様の品質・価格・納期を実現しています。包装コストがかかり過ぎる、新製品の包装にかかる経費を可能な限り切り詰めたい、製品の破損をさらに減らしたい、環境に優しい包装が必須、といった要望に対してVE(Value Engineering)提案を行うなど、日本では当然ですが、タイではまだまだ見られない付加価値的サービスを提供。お客様の生産ラインへのJIT(Just in Time)納入を行い、仕掛減の協力も行っております。

——製品に対するお客の要望は?
 やはり品質・価格・納期に集約されますが、最近は環境対策という観点に基づいた品質を求められます。弊社も国際標準規格のISO9000、ISO14000の認定を取得。パレットや緩衝材など、これまでのプラスチック製から紙製に切り替えてお客様にご紹介するなど、環境対策に取り組んでいます。

——今後について
 IT関連業界にとどまらず、さらなる発展が期待される自動車関連業界での包装資材設計・販売に乗り出していければと思っておりますが、それを達成するためには、常に新しい技術を導入、お客様に魅力的な製品を紹介していかなければなりません。特に環境対策は、我々にとってもお客様にとっても重要であり、環境に優しくなおかつ安価で信頼性のある製品の開発が優先課題となっています。

——売り上げは?
 現時点で月6000万バーツです。昨年までは年10%といった売り上げ増を達してしてきましたが、今年に入って多少落ち込んでいるので、今年の目標はその落ち込みの取り戻しです。

——ありがとうございました

L & S Shibacon (Thailand) Co., Ltd.
住所:67/40-42 Moo 12, Phaholyothin Rd., Klong Nuang, Klong Luang, Pathumthani 12120
電話:02-908-2107
ファクス:02-529-3133
Eメール:info@lands-shibacon.co.th
ウェブサイト:www.lands-shibacon.co.th
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