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寺がお守り工場? トラック出入りで仏塔傾く

2007年7月4日(水) 22時37分(タイ時間)
【タイ】タイで爆発的な人気を呼んでいるお守り「ジャトゥカーム・ラーマテープ」発祥の地であるタイ南部ナコンシータマラート県のプラマハータートウォラマハーウィハーン寺で、同寺で大量生産される「ジャトゥカーム」を搬送する大型トラックの出入りで地盤が沈下する騒ぎがあった。住職は「肝心な寺の管理を怠っている」という地元住民や当局の批判を受け、4日、境内へのトラックの進入を禁止した。タイ国営テレビチャンネル9が報じた。

 王室事務局は同日、自社製の「ジャトゥカーム」を王室と関連があるようにみせかけ販売しているとして、チャオワリン元上院議員を警察に告発した。訴えによると、チョワリン氏は「ジャトゥカーム」の新しいモデルを自分で製造し、王室寺院ワット・プラケオのエメラルドブッダ像のある本殿で祝福を受けたと偽り販売していた。

 ジャトゥカーム・ラーマテープは約20年前に創始されたコイン状のお守り。「身に着けていると銃で撃たれても死なない」「高貴な方が収集されている」といったうわさで昨年から注目を浴び、タイにもともと存在するお守り投機市場の枠を超え、全国的な大ヒット商品となった。普及品が数百万個の巨大市場となる一方、稀少モデルは1個数百万バーツで取引され、市場規模は全体で「400億バーツ」(タイの銀行系シンクタンク推計)に上るという。
《newsclip》